読者の方から投稿いただいたお話です。
直也29歳
僕には7年間付き合った健介という彼氏がいた。
そんな彼が4月、急に「女性と結婚するから別れて欲しい」と言い出したのだ。
出会いは7年前、お互いに大学生の頃。きっかけは掲示板だった。
その後食事に行ったり、遊びに行ったりするうちにお互い惹かれあい交際を始めた。
大学卒業後、就職と同時にお互い家を出て同棲がスタートした。
それから7年。
旅行に行ったり、転職したり、引っ越ししたり...。
いろんなことを2人で経験し、そして固い絆で結ばれた...そう思っていた。
「俺、結婚したいんだ。子供も欲しい」
その時は突然訪れた。
「黙ってごめん。俺いま女と付き合ってるんだ。来月結婚しようと思ってる」
僕は意味が分からなかった。
突然の出来事に何も言葉が出てこない。
「俺の荷物は全部捨てていいよ。鍵...置いておくね」
そして彼は部屋を出た。
その夜僕はずっと考えた。でも答えは出なかった。
それから1週間、僕はラインと電話をし続けた。しかし彼が応答することはなかった。
その間僕はこれは現実に起こっていることなのか夢なのか分からないまま過ごした。
しかし人間って不思議なもので、どんなに理解し難いことでも徐々に落ち着き、
僕は彼のいない生活を受け入れるようになった。
そして1カ月が経った頃彼からラインが来た。
”元気かな?あの時は突然出て行ってごめん。
来月結婚式があるんだ。
色々考えたんだけど、7年連れ添った君に友人として出席してもらいたい。
それで今までの全てを終わりにして、これから新しく友達としてスタートしたいんだ。”
そのメッセージを見た瞬間、僕の中に眠っていた怒りが目を覚ました。
”もう気にしてないよ!俺も新しい彼氏出来たんだ。
もちろん出席するよ!友人として祝わせて欲しい!”
僕は溢れ出る怒りをこらえて送信した。
彼の幸せをぶち壊すために。
そして結婚式当日を迎えた。
両親の言葉、兄弟の言葉と続き会場は感動に包まれた。
そして
「新郎の友人代表、直也さんお願いします」
「瞳さんはじめまして。健介くんとは大学時代からの付き合いで、
とても優しく、そして男らしいやつです。
セックスもうまいし...」
瞳「えっ・・・?」
健介「おい...直也...」
会場はざわついた。
「フェラも上手いし、チ〇コもデカい。
健介くんのチ〇コで僕は何回もイキました」
そして僕は瞳さんの方へ行き、健介と撮った何枚ものハメ撮り写真を見せた。
瞳「なにこれ......」
健介「おい!なにすんだよ!デタラメやめろよ!」
「デタラメじゃないじゃん...俺のア〇ルは最高だって言ったじゃん...
動画もあるけど見ます?瞳さん」
健介「やめろよ!!!!」
僕は会場からつまみ出されました。
その後、式は急きょ中止になり、健介の結婚はなくなったそうです。
何回も健介から電話やラインが来てますがすべて無視しています。
あの時無視した仕返しです。
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