<<第2話前編はコチラ先輩はぶっきら棒にそう言って車を走らせた。
それからずっと無言で車を走らせて、ホテルに到着した。
そして先輩はフロントでカギをもらって、僕を連れて部屋へと入った。
「先輩…どうしたんですか?」
「どうしたんですかじゃないだろ!
なんで俺をすぐ帰そうとするんだよ!
山崎は、俺と一緒にいたくないのか…?」
先輩は怒ったように言った後、しゅんとした。
「…一緒にいたいですよ!
でも…先輩家族いるし、あんまり僕といると…」
僕は溢れ出る感情を抑えきれなくて泣き出した。
すると先輩は僕の方に寄ってきて僕を抱きしめた。
「そんなこと…気にしなくていいって言ったろ?
俺は山崎と一緒にいたい。山崎も正直になっていいんだよ」
「先輩…
もっと一緒にいたいです!ずっと…」
僕がそう言うと先輩は腕をほどき、キスをした。
何度も何度も舌を絡めあって、お互いの体液を交換した。
「山崎…俺もうパンパンだよ」
先輩はズボンの上から大きく突起した自分のモノを見つめながら言った。
「俺もです…先輩」
僕がそう言うと、先輩は僕をベッドに押し倒した。
しかし…
「ごめん山崎…男同士ってどうやるんだっけ?」
少しキョトンとした顔の先輩が可愛くて、僕はいつ笑ってしまった。
「先輩ー!ムードぶちこわしですよぉー」
「ごめんごめん!でも分からなくてな」
先輩は少し照れたように言った。
僕は、先輩のズボンのチャックを開けてその硬くなったモノを取り出した。
初めて見る憧れの先輩のモノ。長くて太くて、先っぽからは先走りが出ている。
僕はそのモノをゆっくりと口に含んだ。
「あっ...山崎...気持ちいいよ」
先輩は体をよじらせて快感に酔いしれていた。
「奥さんにされるのと、どっちが気持ちいいですか?」
僕は少しいじわるを言った。
「あっ...はぁ...山崎のが気持ちいいよ...うっ」
正直な先輩が可愛かった。
僕は精一杯のテクニックを先輩にぶつけた。
その度に先輩は体をよじらせ、声をあげて快感に浸っていた。
「山崎...お前のもくれよ」
僕はシックスナインの形になり、先輩に自分のモノを差し出した。
お互いにお互いのモノを咥え、必死に攻め合った。
部屋にはモノをしゃぶる音と、互いの声が響き合い
程なくして二人は果てた。
「はぁ...はぁ...山崎上手いんだなお前」
先輩は息を切らしながら僕に言った。
「先輩のこと好きだから。奥さんに負けたくなくて...」
先輩は僕を抱きしめた。
ぎゅっと強く抱きしめて髪を撫でてくれた。
「山崎...俺妻とは別れるよ、こんな中途半端なの良くない。
俺は山崎だけを抱きしめていたい」
「うん...俺も先輩を独り占めしたい」
僕はもう強がりを言うのをやめた。
いけないことだという自覚はあった。でも先輩への気持ちはもう止めることができなかった。
僕と先輩はその夜何度も重なり合った。体が悲鳴をあげても、お互いの体を攻め合い確かめ合った。
たぶん続きます。
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