読者投稿記事です。
僕は20歳の大学生です。
物心着いた時から、僕の恋愛対象は男でした。
家族にも誰にもカミングアウトすることなく、20年間生きてきましたが
それはもう限界でした。
家族にすら素で喋ることができない。
それはとても息苦しく、つらいことだったんです。
僕は20の誕生日に両親にゲイであることをカミングアウトしました。
それまで賑やかだった誕生日は、一気に雰囲気が変わりました。
両親なら、こんな自分を理解してくれる。そう思っていたけれど
現実は違いました。
「気持ち悪い...」
それが母の第一声でした。
それから母は僕を責め続けました。
あなたをそんな子に育てた覚えはない。
恥ずかしくて近所を歩けない。
一家の恥だ。
母は僕を散々罵った後、こう言いました。
「精神科に行きましょう。きっと何か病気なのよ」
僕はその日のうちに家を出ました。
あれから数か月経ちますが、両親からの連絡は一切入っていません。
もう僕のことなんて息子だと思っていないんでしょうね。
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